高妻山・飯縄山②
一不動避難小屋からは小ピークの連続でアップダウンが続きます。
このルートは修験道の修行の道としても知られ、ルート上の所々に十三の仏と菩薩が祀られています。
一不動から始まり二釈迦、三文殊、四普賢、五地蔵、六弥勒、七薬師、八観音、九勢至、十阿弥陀、十一阿閦、十二大日、最後は乙妻山に十三虚空菩薩が祀られています。
修験道についてはまた今度触れられたらいいなと思います。
一不動からの戸隠牧場と飯縄山
三文殊付近からの高妻山。
紅葉が少し始まっていました。高妻山はまだまだ遠いですね〜
黒姫山と紅葉
六弥勒を過ぎて黒姫山を振り返った写真です
九勢至からの高妻山
角度が変わるとまた雰囲気が変わりますね。
あまり九に見えないかもしれませんが、この先からガツンと急になります。
髭スリと呼ばれる急登の手前にちょっも珍しい植物が、、、
ヒカリゴケ
明るいので、わかりづらいですがヒカリゴケというコケです。岩と岩の間の暗いところなどに生えています。
自分で発光しているわけではなく、反射板のように光を反射しているので、光っているように見えるんです
髭スリを登りきれば山頂までもうすぐ!
高妻山山頂!
後ろには戸隠連峰の西岳が見えています。
高妻山から先に行けば乙妻山に続いていますが、今回のツアーではここまで。
高妻山からの下山
写真左のピークが五地蔵山、写真中央のコルのあたりが一不動避難小屋、写真右が戸隠山です。奥には飯縄山も。
六弥勒からの弥勒新道は、急で滑りやすいので要注意。
弥勒新道の途中はブナ林がとても綺麗ですよ〜
写真はありませんが、、笑
途中に生えていたツルリンドウ
戸隠牧場に降りた後は、蕎麦やソバアイスがおススメですよ〜
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高妻山・飯縄山①
初の添乗業務で高妻山と飯縄山に行ってきました。
今回はツアー登山の添乗員さん!
なので、ツアー中は一番後ろを歩きました。
ガイドとして前を歩くのとは、また違って勉強になりますね。
ガイドさんは戸隠ガイド組合のお2人!
2人とも、とても良い雰囲気のガイドさんでお客さんも楽しそうでした!
1日目は朝、新宿を出発してお昼前に戸隠着。準備をしてそのまま飯縄山へ。下山後は戸隠のステキな宿に宿泊。
2日目は宿を早朝に出て5時に登山口を出発し、高妻山を登って降りて新宿にカムバック!
今回のメインは百名山の高妻山に登ること!
高妻山はそんなに有名ではありませんが、戸隠連峰の最高峰で、景色も良く、ルートも変化に富んでいて、とてもいい山なんです。
ただ営業小屋がないので、日帰り登山が必須なためハードですが。
(途中にある一不動避難小屋は、原則的に利用可能なのは緊急時のみとされています)
1日目の飯縄山は西登山口から登り、南登山道を下山しました。天気が良く、景色もバッチリでした。
西登山道の雰囲気はこんな感じ!
カラマツやミズナラ、ブナなどがいい雰囲気の森歩き。
標高1700m付近を超えるとパッと景色が拓けて、戸隠山、北アルプス、高妻山、長野市方面、浅間山なんかが綺麗に見られます。
写真右が戸隠の西岳付近、写真奥が北アルプスです。右から白馬三山、不帰キレット、五竜岳、鹿島槍ヶ岳
山頂まで行けば、さらに妙高山、黒姫山、斑尾山、苗場方面までバッチリ!
山頂はすぐそこでしたが、
ちょっと体調の悪いお客さんがいたので、私は山頂まで行かずに、南登山道の分岐でお客さんと一緒に待機。
景色を見ながら楽しくおしゃべり待機。笑
下りの南登山道は、飯縄山の修験道の修行の山としての歴史?が色濃く残る道。
第十三虚空菩薩像
今回は降りましたが、南登山道の入口である一ノ鳥居なら順に石仏が13体置かれています。
この日のお宿は戸隠スキー場近くの樅の木山荘さん。
ロビー
食堂
夕食は出来たてを一品ずつ出してくれるので、
暖かくて美味しかったですよ。
一品ずつ出てくるので短気な人には向きませんが。笑
翌日は高妻山に向けて5時に戸隠牧場を出発!
まずは一不動避難小屋を目指して歩きます。
最初の沢沿いは比較的緩やかですが、不動滝に近づくにつれて徐々に急になっていき、不動滝の落口からガツンとさらに急になります。
滑岩(なめいわ)の鎖場
滑りそうな名前の通りです。笑
慎重に登りましょう。
帯岩の鎖トラバース
帯岩と呼ばれる1枚岩の鎖場をトラバースします。
写真ではそんなに急に見えませんが、右下は切れ落ちているため、落ちたら助かりません。
トラバースを終えて、不動滝の脇にある短い急な鎖場を抜ければ、このルート上で唯一の水場が待っています。
氷清水(旧一杯清水)
名前の通りかなり冷たい美味しいお水!
このあたりは風穴がありそこから冷風が出ているようなのですが、この風穴の影響で冷たいようです。
氷清水を出て急な登りを頑張ると、一不動避難小屋に到着。
ここで一息着きます。
高妻山まではの道のりは、まだまだ長いですよ〜。
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日本とニュージーランド①
2018/10月〜2019/6月までの約8ヶ月間、私はニュージーランドで暮らしていました。
ニュージーランドをよく知らない人のために、日本とニュージーランドをちょっとだけ比較してみました。
ニュージーランドの空はとにかく広い
・日本
国土:約37万8000平方km
人口:約1億2615万人
首都:東京
(※2019年9月1日 統計局調べ)
・ニュージーランド
国土:約27万534平方km(北島約12万・南島約15万平方km ・ 日本の約3/4)
人口:約495万人 (日本の約1/25)
首都:ウェリントン(北島)
( ※2019年3月1日 外務省調べ)
ニュージーランドは日本と同じ島国で、大きく分けて北島と南島、その他の小さな島からなっています。
国土面積は日本の約4分の3ですが、人口はなんと日本の約25分の1。
ちなみに東京都の人口が約1,390万人、面積が約2,193平方km
ニュージーランドの国全体の人口が、なんと東京都の人口の1/2以下。
ちょっと東京の人口密度は異常ですが、NZの人口密度がもの凄く低いことがわかりますよね。
さらに495万人ほどしかいない人口の内、3/4は北島に住んでいるそう。
(※NZの国土政策の概要より)
北島より南島の方が大きいのに、、、。笑
私はNZ滞在中のほとんどを南島で暮らしていたのですが、最後の3週間だけ北島を旅しました。
たしかにその時に思ったのは、一つ一つの街が北島はそれなりに大きかったということ!
逆をいうと、南島はクライストチャーチやクイーンズタウン、ダニーデンといった大きな街以外は、人口100人〜300人くらいしかいないんじゃない?
みたいな本当に小さな町が多かった印象です。笑
でもそれだけ、人工物が少なく、雄大な自然が広がっているという証拠ですね。
めーめー
ニュージーランドと言ったら羊!
ラム肉やウール製品が有名ですが、人よりも羊の方が断然多いんです。
人口495万に対して、なんと羊の数は約2700万頭。これでも少しずつ減ってきているそう。
スーパーには当たり前のようにラム肉が並んでいます。
そしてラム肉や牛肉の値段が安いです。鶏肉と豚肉は日本の方が安いかな?
豚肉で衝撃的だったことが一つ。
ニュージーランドでは基本的にブロックで販売されていて、なぜか細切れ肉が売ってないんです。
だからポークカレーが食べたいなーなんてときとは、自分で切って細切れにするしかないとう、、。
こんなちょっとしたことで、国の違いを感じていました。
他にも色々ありますが、長くなっちゃうので次回に続く、、。
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