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登山ガイド sAn trail / 石島竜平の山道ブログ

秋山郷と苗場山

少し前のことですが、

長野県の秘境と言われる、秋山郷に行ってきました。

その一番奥にある切明温泉は、200名山にも選ばれている佐武流山や鳥甲山のアプローチの起点にもなるところです。

 

泊まったのはその切明温泉にある「 雪あかり 」という温泉宿。

 

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 女将さんと一緒にパチリ

 

この宿は温泉がいいのはさることながら、食事が美味いんですよ〜。

 

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岩魚の塩焼き、岩魚の刺身、鶏鍋、山菜料理2品、山菜の天ぷら、茶碗蒸し、お漬物、お吸物、ご飯と。

 

品数豊富でどれも美味かった!!

 

山菜の天ぷらは、揚げたてを順々に5品運んできてくれるので、熱々を食べられます。天ぷらは揚げたてが一番!

 

あと、なんといっても岩魚の刺身が食べられる宿は中々ないんです。

その理由は、野生の岩魚は寄生虫を持っている可能性があるそうで、お店では生で出せないそうなんです。

なので雪あかりでは養殖の岩魚をお刺身として出してるんだそうですよ〜。

これがまた美味い。

 

ちなみに日本酒好きなかたは、岩魚の骨酒なんかも楽しめますよ〜

 

 

 

 

 

翌日は切明温泉から津南町方面に下った小赤沢集落の小赤沢コースから苗場山へ。

 

3合目の標高1310mまで車で上がれるため、山頂の2145mまではの標高差は約830m。

 

コースは全体的に木の根と湿った土、岩で滑りやすいいので足元に注意。

 

 

ほとんどお花はありませんでしたが、登山道脇をよく見れば

 

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シラヒゲソウ

 

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マイヅルソウの実

 

 他にはウメバチソウイワショウブ、セリ科のお花なんかが咲いていました。

 

 

 

 

6合目から先はこんな感じで鎖場があり急になります。

 

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そこからせっせと登り9合目に出た瞬間!

 

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別世界に!

 

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この日は曇天でしたが、それでも絶景ですね〜

写真右奥には鳥甲山が見えてます。

 

山頂はどんな景色が待っているんだろうと胸が高鳴ります

 

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なぜか山頂の周りだけ、期待を裏切る展望なし!笑

 

それにしても苗場山秋山郷の温泉、どちらもオススメです。

 

 

佐久の岩場

今日は再びJFAのリボルトのお仕事のお手伝いに行ってきました。

 

 

昨年の台風で下部が崩落?した小川山のガマスラブ。

今年春からのJFAの活動により、つい先日復旧作業が終わりました。

 

私は、小川山の作業には8月からしか参加していませんが、物凄く大変な作業でした。。

いやー、皆さんお疲れ様でした。

 

さてさて、今日はというと、、

もうじき公開となる佐久市の岩場のリボルト作業でした。

ほとんどのエリアがケミカルボルトに打ち替えられ、かなり統一感がありスッキリしました。

 

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そして何より強度の高いケミカルボルトになったため、かなり安心して登ることができます。

 

多くのクライマーが、どんなボルトで岩にハンガーが固定されているか知らずに登っていると思います。

実際の岩場には2、センチしか岩にボルトが入っていないもの、8mmの太さのボルト、錆びて腐っているボルトなど、命を預けるには恐ろしすぎるものが多々、、。

 

佐久の岩場のトポや、駐車場ルール等は、日本フリークライミング協会JFA)の会報誌、フリーファンで公開されますので、是非お楽しみに!

JFAへの入会はまだまだ間に合いますので、この機会に是非!!

 

詳しいボルトの種類などについてはまた近いうちに紹介出来たらと思います。

 

 

 

2019/9/6-7涸沢ヒュッテ経由で穂高へ②

2019/9/7

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穂高の朝焼け。

テント場からのパノラマ写真です。

 

 

 

申し分ない天気!

2日目の行程はちょっとハードです。

涸沢ヒュッテ→ザイテングラード→穂高岳山荘→奥穂高岳前穂高岳→岳沢小屋→上高地

 

まずはザイテングラードに取り付くために、涸沢小屋の目の前を通り抜け、穂高岳山荘に向けて歩き始めます。

 

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写真左奥が涸沢岳。写真中央左に写っている尖ったやつが涸沢槍です。

この写真からもう少し登って左にトラバースするとザイテングラードの取り付きがあります。

 

取り付いた後は落石注意!また自分も落とさないように。

 

振り向けばいい眺め!

 

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左上のトンガリ常念岳、右上のなだらかなのが蝶ヶ岳

中央奥に見えているのが浅間山、中央手前にあるのが屏風の頭。

常念岳のすぐ右後ろが四阿山、左後ろあたりが草津白根山といったところでしょうか。

 

 

ザイテングラードは一部、鎖や梯子がありますが、慎重に歩けばほとんどの人が問題無いと思います。

 

 

所々、岩の隙間からお花も咲いていました。

 

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イワギキョウ

 

ザイテングラードを登り終えたらどーんと穂高岳山荘。

 

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奥穂高岳への登山道はここから少しの間、鎖と梯子の連続なので、しっかりと三点支持で登ります。

 

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急な斜面に人がいるのが見えると思います。

 

 

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振り返れば穂高岳山荘と涸沢岳

 

 

足下には

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イワツメクサ

 

 

 

奥穂高岳山頂からは大パノラマ

 

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見えすぎて困るくらい見えてます。笑

この日はホントに天気が良く、360度全部見えていました。

 

 

前穂高岳の分岐の紀美子平に向けて吊り尾根を歩いていきます。

 

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上中央左のあたりにあるのが前穂高岳

写真右後ろには富士山、甲斐駒ケ岳北岳間ノ岳〜と南アルプスもバッチリ。

 

そして上高地もバッチリ

 

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中央の一番奥が御嶽山

その少し手前が乗鞍岳

乗鞍岳の右手前が焼岳

乗鞍岳の左手前が霞沢岳

 

紀美子平からは西穂・ジャンダルム方面がこんな感じ。

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紀美子平から岳沢小屋までの登山道は重太郎新道といいますが、この道がめちゃ急です。

 

鎖や長い梯子もあります。

 

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この写真で岳沢小屋まで残り 1/3くらいかな?

 

岳沢小屋まで降りてしまえば、あとはダラダラとゆるい下りを約2時間です。

 

途中にある風穴は最高の天然クーラー!!

 

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夏はここから動きたくなくなっちゃう。笑

 

風穴から下は、森の雰囲気がなんかいい感じで個人的に好きです。

 

 

素敵な森を抜けた先は岳沢湿原。

ここまで来れば河童橋までもうすぐ。

 

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岳沢湿原から河童橋まで約15分くらい。

 

 

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あの山から降りてきたと思うと不思議ですね

 

 

 

河童橋に着いたら、オススメなのが靴を脱いで、梓川で足をアイシング!!

 

かなり冷たいですが、気持ちいいですよ〜!!

 

 

 

 

 

 

2019/9/6-7涸沢ヒュッテ経由で穂高へ①

2019/9/6

ニュージーランドで一緒にネイチャーガイドの仕事をしていた友達に会いに涸沢ヒュッテに行ってきました。

 

せっかく涸沢ヒュッテに行くならと、

上高地→横尾→涸沢ヒュッテ→奥穂高→前穂高→岳沢→上高地のラウンドコースに。

 

 

沢渡7時発のバスで上高地

 

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河童橋

 

穂高がバッチリ見えていて最高の天気!

1日目は上高地バスターミナルから涸沢ヒュッテまで。

 


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河童橋のすぐ近くにある清水川

湧水からなる300mほどの短い川で、なんと毎秒1トンの水が湧いているそうです。わぉ!

 

 

河童橋→明神館→徳沢→横尾は各1時間ほど。

 

ご存知の方も多いですが、まぁ平な道です。

 

 

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横尾大橋

 

この日は寝不足だったこともあり、横尾山荘脇のベンチで30分ほどお昼寝。

それにしてもいい天気です。

 

 

ここから涸沢ヒュッテまで標高差約700m。

寝て元気になったところで、さぁー登るぞ!

といいたいところですが、横尾大橋からもまたしばらくなだらかな道なんです。

 

 

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渡ったあとに撮った本谷橋

 

普段はちっちゃな橋と吊り橋の2つとも渡れますが、増水時は吊り橋を渡りましょう。

 

本谷橋以降がやっと登りのスタートと言えるかもしれません。

 

 

 

 

 

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いきなり涸沢ヒュッテに到着!!

あいだの写真を撮っておらず、、、、( ;´౪`)

 

13時半にヒュッテに着き、ちょっとご飯を食べてテントを張り、また昼寝!この日は寝不足でホントに眠かったんです。笑

 

皆さん、山には出来る限り体調を整えてから行きましょう。

 

そして起きたらまさかの18時!!

3時間くらい寝ちゃいました。日没ギリギリでした。笑

 

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晩御飯は鍋!

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人参もちゃんと鍋仕様です!見た目も味も大満足!!

 

 

忘れちゃいけない今日の目的。

友達に会いに来たんでした。笑

 

この日、涸沢ヒュッテは忙しかったようで、会えたのは20時頃。

 

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同期3人集合!

 

お土産のたまごパンを届け、2020年の涸沢ヒュッテカレンダーと手ぬぐいをゲット!

ありがとうございました!!

 

 

この日はニュージーの思い出話なんかで盛り上がり夜が更けていきました★

 

 

南アルプス縦走

先日の番組で歩いた荒川岳悪沢岳)・赤石岳聖岳

 

椹島ロッヂ→千枚小屋→荒川岳→荒川小屋→赤石岳→百間洞山の家→聖岳→聖平小屋→椹島ロッヂ

 

アップダウンが激しく大変ですが、南アルプスの大きな山々を歩く、景色も花も素晴らしい縦走コースです。

 

 

先日の撮影の時だけでなく、それ以前に歩いた際の写真も交えながら、ルートのハイライトを少しご紹介。

 

まずアプローチですが、静岡の街から椹島に着くまでに山道4時間程度かかるので、覚悟してください。

 

椹島〜千枚小屋は標高差約1300m、距離約10km

 

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千枚小屋からの赤石岳

 

 

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千枚岳山頂手前、奥は荒川岳

 

荒川岳手前は南アルプス固有のタカネビランジが咲き乱れる貴重な区間でもあります。

 

 

荒川岳山頂を飛ばして

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荒川前岳からの下りお花畑

 

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年によりますが7月後半くらいがベストかも

 

ハクサンイチゲシナノキンバイミヤマキンポウゲの素晴らしいお花畑です。

このお花畑ではその他にクロユリもいっぱい咲きます。

 

 

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赤石岳からみた赤石岳

 

 

 

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中盛丸山付近からのパノラマ

左は百間平の後ろに赤石岳

真ん中に富士山

右に聖岳

 

 

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聖岳への最後の登り

 

 

来年の夏は南アルプスに行きたくなりましたね!

 

乗鞍岳&焼岳

2019/9/19-14

 

乗鞍岳と焼岳にガイドのお仕事で行ってきました!

 

今回は東京からのお客様。

1日目は乗鞍エコーラインからバスで2700mの畳平まで入ります。

 

東京朝発ということもあって畳平のバスターミナルに着いたのはお昼過ぎ。

ささっとお昼を食べて、いざ剣ヶ峰へ。

 

まずは畳平から30分かからずに登れる富士見岳へ。

 

富士見岳から肩の小屋を経由して剣ヶ峰にのぼります。肩の小屋から剣ヶ峰まではコースタイムで50分です。

 

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剣ヶ峰へ向かう途中から肩の小屋と観測所

 

 

剣ヶ峰に着く頃にはガスに包まれ真っ白。でも、また写真を撮っている内に雲が抜けてくれました。

 

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剣ヶ峰

 

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剣ヶ峰三角点

 

 

夕食は飛騨牛などなど。

 

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この日の夜は畳平の銀嶺荘に宿泊。お風呂もあって快適でした。

 

 

 

 

2日目は快晴の中、新中の湯ルートから焼岳へ

 

後ろには昨日登った乗鞍岳の剣ヶ峰も。

 

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南峰と北峰のコルに上がれば綺麗な色の正賀池(しょうがいけ)が見られます。

 

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南峰は登山道がないため、北峰の山頂へ。

 

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この日は最高の天気で槍ヶ岳穂高岳、360度の大パノラマ!

 

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この写真以外にも、黒部五郎や薬師岳方面、南アルプス中央アルプス、白山まで丸見えでした。

先週に続き、今週も天気に恵まれて最高でした〜

New Zealand / ニュージーランド

2018年10月中旬~2019年6月中旬までの約8ヶ月ほど、New Zealandに行っていました。

 

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  メーメー

 

 

何をしに行ったのか??

 

ネイチャーガイドの仕事をしに、ちょっくらNZに。

 

なんか響きがカッコいいけど、そんな大層なもんじゃありません。笑

 

 

 

なんでNZ行ったの?と言われたら、

 

登山ガイドの仕事は、冬はめっきり減ってしまうので、冬の仕事どうしようかと考えていたところで思い浮かんだのがワーキングホリデー。

 

ワーホリに行けば一旦、冬の仕事のことも考えなくて良くなるなと。笑

(代わりに一年後の今、一所懸命考えていますが)

あと行けば英語話せるようになるんじゃないか、という甘い考え。笑

 

 

 

実は以前にもワーホリを考えたことがあったのですが、タイミングが合わず断念していました。

昨年は年齢的にもワーキングホリデービザが取得できなくなる年齢に近かったので、もうワーホリに行っちゃえーという、そんな勢いです。

 

でも勢いって大事!

ワーホリ行きたいなーとか、悩んでるそこのあなた!とりあえず行ってみて!

 

個人的にはワーホリは、ゴリゴリにおすすめ。

もっと早くワーホリ知ってたら良かったなーって後悔してます。自分は。

 

 

 

 

 

そんなこんなで、ちょうど昨年の今頃、New Zealandに行くことが決まり、ドタバタしてました。

 

ワーホリといっても、色んな国の選択肢があるなかで、なぜ、NZだったのか!??というのはまた今度。

 

思い立ったのが、昨年の8月上旬~中旬頃。そこからすぐにNZの会社に書類を送り、その後スカイプで面接、それと並行してワーキングホリデービザの申請。

さらにそれと並行して、日本でのガイドの仕事あれこれ。

 

そして面接の返事が来たのが、ちょうど今頃だったわけです。

 

受からなかったときのことは考えていなかったのですが、受かったときのこともほぼ考えていませんでした。笑

 

それから、現地でで働くためにするべきこと、現地の会社との契約(契約書英語で??)飛行機のチケット取得、宿泊予約、などなど。。。

 

 

ドタバタしてたけど今思い返せば、いい思い出です(^^)

 

NZに行くまでのこと、NZでの暮らし、ネイチャーガイドのこと、これから思いついた時に、少しずつ投稿していきまーす。

 

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