2019/9/6-7涸沢ヒュッテ経由で穂高へ②
2019/9/7
穂高の朝焼け。
テント場からのパノラマ写真です。
申し分ない天気!
2日目の行程はちょっとハードです。
涸沢ヒュッテ→ザイテングラード→穂高岳山荘→奥穂高岳→前穂高岳→岳沢小屋→上高地
まずはザイテングラードに取り付くために、涸沢小屋の目の前を通り抜け、穂高岳山荘に向けて歩き始めます。
写真左奥が涸沢岳。写真中央左に写っている尖ったやつが涸沢槍です。
この写真からもう少し登って左にトラバースするとザイテングラードの取り付きがあります。
取り付いた後は落石注意!また自分も落とさないように。
振り向けばいい眺め!
左上のトンガリが常念岳、右上のなだらかなのが蝶ヶ岳。
中央奥に見えているのが浅間山、中央手前にあるのが屏風の頭。
常念岳のすぐ右後ろが四阿山、左後ろあたりが草津白根山といったところでしょうか。
ザイテングラードは一部、鎖や梯子がありますが、慎重に歩けばほとんどの人が問題無いと思います。
所々、岩の隙間からお花も咲いていました。
イワギキョウ
ザイテングラードを登り終えたらどーんと穂高岳山荘。
奥穂高岳への登山道はここから少しの間、鎖と梯子の連続なので、しっかりと三点支持で登ります。
急な斜面に人がいるのが見えると思います。
振り返れば穂高岳山荘と涸沢岳
足下には
イワツメクサ
奥穂高岳山頂からは大パノラマ
見えすぎて困るくらい見えてます。笑
この日はホントに天気が良く、360度全部見えていました。
前穂高岳の分岐の紀美子平に向けて吊り尾根を歩いていきます。
上中央左のあたりにあるのが前穂高岳
写真右後ろには富士山、甲斐駒ケ岳、北岳、間ノ岳〜と南アルプスもバッチリ。
そして上高地もバッチリ
中央の一番奥が御嶽山
その少し手前が乗鞍岳
乗鞍岳の右手前が焼岳
乗鞍岳の左手前が霞沢岳
紀美子平からは西穂・ジャンダルム方面がこんな感じ。
紀美子平から岳沢小屋までの登山道は重太郎新道といいますが、この道がめちゃ急です。
鎖や長い梯子もあります。
この写真で岳沢小屋まで残り 1/3くらいかな?
岳沢小屋まで降りてしまえば、あとはダラダラとゆるい下りを約2時間です。
途中にある風穴は最高の天然クーラー!!
夏はここから動きたくなくなっちゃう。笑
風穴から下は、森の雰囲気がなんかいい感じで個人的に好きです。
素敵な森を抜けた先は岳沢湿原。
ここまで来れば河童橋までもうすぐ。
岳沢湿原から河童橋まで約15分くらい。
あの山から降りてきたと思うと不思議ですね
河童橋に着いたら、オススメなのが靴を脱いで、梓川で足をアイシング!!
かなり冷たいですが、気持ちいいですよ〜!!
2019/9/6-7涸沢ヒュッテ経由で穂高へ①
2019/9/6
ニュージーランドで一緒にネイチャーガイドの仕事をしていた友達に会いに涸沢ヒュッテに行ってきました。
せっかく涸沢ヒュッテに行くならと、
上高地→横尾→涸沢ヒュッテ→奥穂高→前穂高→岳沢→上高地のラウンドコースに。
沢渡7時発のバスで上高地へ
河童橋
穂高がバッチリ見えていて最高の天気!
1日目は上高地バスターミナルから涸沢ヒュッテまで。
河童橋のすぐ近くにある清水川
湧水からなる300mほどの短い川で、なんと毎秒1トンの水が湧いているそうです。わぉ!
河童橋→明神館→徳沢→横尾は各1時間ほど。
ご存知の方も多いですが、まぁ平な道です。
横尾大橋
この日は寝不足だったこともあり、横尾山荘脇のベンチで30分ほどお昼寝。
それにしてもいい天気です。
ここから涸沢ヒュッテまで標高差約700m。
寝て元気になったところで、さぁー登るぞ!
といいたいところですが、横尾大橋からもまたしばらくなだらかな道なんです。
渡ったあとに撮った本谷橋
普段はちっちゃな橋と吊り橋の2つとも渡れますが、増水時は吊り橋を渡りましょう。
本谷橋以降がやっと登りのスタートと言えるかもしれません。
いきなり涸沢ヒュッテに到着!!
あいだの写真を撮っておらず、、、、( ;´౪`)
13時半にヒュッテに着き、ちょっとご飯を食べてテントを張り、また昼寝!この日は寝不足でホントに眠かったんです。笑
皆さん、山には出来る限り体調を整えてから行きましょう。
そして起きたらまさかの18時!!
3時間くらい寝ちゃいました。日没ギリギリでした。笑
晩御飯は鍋!
人参もちゃんと鍋仕様です!見た目も味も大満足!!
忘れちゃいけない今日の目的。
友達に会いに来たんでした。笑
この日、涸沢ヒュッテは忙しかったようで、会えたのは20時頃。
同期3人集合!
お土産のたまごパンを届け、2020年の涸沢ヒュッテカレンダーと手ぬぐいをゲット!
ありがとうございました!!
この日はニュージーの思い出話なんかで盛り上がり夜が更けていきました★
南アルプス縦走
先日の番組で歩いた荒川岳(悪沢岳)・赤石岳・聖岳。
椹島ロッヂ→千枚小屋→荒川岳→荒川小屋→赤石岳→百間洞山の家→聖岳→聖平小屋→椹島ロッヂ
アップダウンが激しく大変ですが、南アルプスの大きな山々を歩く、景色も花も素晴らしい縦走コースです。
先日の撮影の時だけでなく、それ以前に歩いた際の写真も交えながら、ルートのハイライトを少しご紹介。
まずアプローチですが、静岡の街から椹島に着くまでに山道4時間程度かかるので、覚悟してください。
椹島〜千枚小屋は標高差約1300m、距離約10km
千枚小屋からの赤石岳
千枚岳山頂手前、奥は荒川岳
荒川岳手前は南アルプス固有のタカネビランジが咲き乱れる貴重な区間でもあります。
荒川岳山頂を飛ばして
荒川前岳からの下りお花畑
年によりますが7月後半くらいがベストかも
ハクサンイチゲ、シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲの素晴らしいお花畑です。
このお花畑ではその他にクロユリもいっぱい咲きます。
小赤石岳からみた赤石岳
中盛丸山付近からのパノラマ
左は百間平の後ろに赤石岳
真ん中に富士山
右に聖岳
聖岳への最後の登り
来年の夏は南アルプスに行きたくなりましたね!