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登山ガイドオフィス サントレイル / 石島竜平の山道ブログ

安曇野のシンボル

2019/09/01

安曇野に引越しをしてちょうど1ヶ月が経ちました。

 

今日は安曇野市のシンボルとも言える常念岳へ。

 

一ノ沢の登山口、ヒエ平に車を停めて歩き始めます。

 

 

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写真の様に、一ノ沢沿いを登って行くコース

 

最初は比較的緩やかな登りで、後半になるに連れて少しずつ急になっていきます

 

 

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センジュガンピ


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ハクサンオミナエシ


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ツリフネソウ

 

こんな感じで少しですがお花もみられました。

 

まぁ季節的にほとんどのお花は終わってしまっていました。

稜線上には夏の終わりを告げるようにトウヤクリンドウが咲いていましたが、写真は撮らず…

 

一ノ沢の登山道から稜線上に出ると、、、

 

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常念小屋と共に槍ヶ岳〜北穂高岳がドーンと突然現れるのが魅力的ですね〜

 

小屋から山頂まではコースタイムで1時間。

 

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常念小屋を振り返れば後ろには横通岳

 

今日は山頂から、槍・穂高、裏銀座、立山、針ノ木方面まで良く見えていました

 

が、、、

 

撮った写真はなぜかこれ

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槍 in バウムクーヘン

 

 

2018/09/10-11朝日岳・雪倉岳②

2018/09/10-11

 

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五輪の森を抜けたさきもまた、お花畑でした。

 

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木道の両脇にはイワショウブやオニシオガマが咲く

 

 

 

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左がミヤマアキノキリンソウ。 右がミヤマアケボノソウ。



 

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ヒオウギアヤメ

咲残りですが、この時期にヒオウギアヤメが見られるなんて、思いもしませんでした。

 

 

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イワイチョウを筆頭に、少しですが紅葉も始まっていました



まだまだお花もいっぱい。

 

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左、ミヤマホツツジ 。 右、ウサギギク

 

ただのホツツジは雄しべが曲がらずにまっすぐ!そこが見分けのポイント!

 

 

 

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左、タカネヒゴダイ  右、エゾシオガマ

 

 

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左、ミヤマダイモンジソウ  右、ヨツバシオガマ

 

9月中旬でこの花の豊富さ!さすがは朝日岳!

 

 

花がいいなと思えば紅葉も。

 

 

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左の写真の黄色い花に見えるのは、右のイワイチョウの紅葉。

 

 

ずっと雨でしたがなんだかんだ楽しんで歩いています。笑

 

ふと前をみるとライチョウさん。

 

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写っているのは4羽ですが、実際には8羽ほどいました。

 

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吹上のコル。朝日岳側から振り返って撮ってます。

 

吹上のコルから朝日岳山頂までは、コースタイムで1時間ほど。

吹上のコルの名前のとおり、強風が吹き上げることが多い場所です。

 

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朝日岳山頂。雨のため展望はなし

 

山頂から朝日小屋のある、朝日平までは約40分。

 

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朝日岳からの下り

 

木道の下りのため、雨の日はスリップ注意!小屋まで気を抜かずに~

 

 

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朝日小屋と前朝日岳


まるで空中庭園のようですね!天気が良ければ、日本海までバッチリ見えます。



 

 

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一日目しゅーりょー。

朝日小屋のおいしい食事で、一日の疲れをとりましょう。

 

2日目に続く。

 

2018/09/10-11朝日岳・雪倉岳①

 

2018/09/10-11

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夕焼けの朝日小屋

 

 

朝日岳というと、多くの人が山形県と新潟県の境にある、百名山である朝日連峰を思い浮かべる人が多いかもしれません。

漢字は違いますが、旭岳というと北海道の大雪山を思い浮かべる人もいると思います。

 

「あさひだけ」という名前の山は、北は北海道から南は鹿児島まであり、「朝日岳」と「旭岳」を合わせると、全部で25個近くあるようです。

さらに「朝日山」や「旭山」も合わせると50個以上になるようです......。

 あ〜ややこしい。笑

 

今回登ったのは、北アルプスの最北にある「 朝日岳 」です。

朝日岳から30分ほど下った,朝日平にある朝日小屋は食事がおいしいことで有名ですね。

 

私はちょっとしたご縁があり、3年ほど前からこの朝日小屋によくお世話になっています。この日は朝日小屋にお届け物をしに登ってきました。

 

 

せっかく登るので、ピストンではなくラウンドで。

1日目 蓮華温泉→蓮華ノ森→五輪尾根→朝日岳→朝日小屋

2日目 朝日小屋→水平動→雪倉岳→鉱山道→蓮華温泉ロッジ

 

9月10日は朝から土砂降り。

しぶしぶ準備をして(笑)まずは蓮華温泉ロッジの前を通り、蓮華ノ森へ。

 

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蓮華温泉ロッジ



蓮華温泉ロッジを過ぎてすぐに、綺麗なオニシオガマが出迎えてくれました。

 

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オニシオガマ

 

 

蓮華温泉から朝日小屋に向かう登山道は、標高約1450mの蓮華温泉から、約1150mの瀬戸川まで標高差300mほどを下り、そこから2418mの朝日岳までの標高差約1300mを登ります。

全体的に急ではありませんが、水平距離も長いため、山と高原地図のコースタイムでは9時間ほど。

 

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兵間ノ平。最初の下りの中間地点。ここからまだ150mほど下ります。

 

 

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瀬戸川

 

 

瀬戸川を過ぎて、ブナ林の中を緩やかに上ると左手にヒョウタン池があらわれます。

そのあとすぐに白高地沢の立派な橋が登場。

 

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白高地沢



 

橋を渡ったところが広くなっているので休憩にはもってこい!

 

 

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白高地沢を過ぎると気持ちのいい樹林帯歩きですが、

雨が大量に降るとこんな感じの沢状態になることも。これはこれで楽しいですが。笑

 

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カモシカ坂の木道


カモシカ坂は五輪尾根の入口です。徐々に樹林帯を抜け、こんな感じに開けます。

少し急ですが、素晴らしい木道が整備され、ここからはしばらく木道歩きです。

 

 

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花園三角点

 

カモシカ坂を抜けると花園三角点という標識のあるお花ポイントにでます。

水場もあります。

 

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ハクサンシャジン



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左がタカネマツムシソウ。右がゴゼンタチバナの実。

 

9月のこの時期でもお花が楽しめるのは、豪雪地帯で雪が遅くまで残る朝日岳ならでは。

 

 

お花を楽しみながら五輪尾根を登っていくと、尾根上のザレた所にでます。風がなければ休憩にはいいかも。

その先すぐに五輪の森の標識があり、そこからはしばらくトラバース。

 

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五輪の森を抜けたさきは...?

続く。