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登山ガイドオフィス サントレイル / 石島竜平の山道ブログ

戸隠スノーシュー

20201223-24

昨年末の話ですがガイドで戸隠へ

 

戸隠といったら戸隠神社や戸隠そばですが、今回はスノーシューを楽しんできました!

(もちろん戸隠そばも)

 

 

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この日は最高の天気に恵まれました

 

 

今でこそ年末年始の寒波やちょっと前の大寒波で北陸や北信越などは大雪になりましたが、僕らが戸隠に行ったときは、まだそこまで雪が降る前。

 

本当は近場の上高地や浅間山方面などを考えたのですが、スノーシューを楽しめるほどの雪はないだろーなーと。

 

でもあんまり遠いのも嫌だなーということで、移動2時間以内を目安に戸隠をチョイス。

 

我ながらナイスチョイス!

 

 

 

安曇野を8時くらいに出発し、10時くらいに戸隠神社奥社入口に到着。

 

 

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戸隠神社奥社の参道

雪は多くないですが十分スノーシューが楽しめるだけの雪はありました。

 

 

 

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スノーシューを履き履き

 

 

戸隠神社を参拝するのもありですが、今回は天気が良いので鏡池を目的地に設定。

森の中をスノーシューでのんびりウォーク。

 

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各々好きなところを歩けるのがスノーシューのいいところ

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でもいつの間にか一列に。みんな疲れると人の後ろを歩きだします。笑

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スノーシュを履いているとはいえ、一歩一歩が沈みます。

 

この日は雪が少し重かったのもあって、みんな誰かの踏み跡を歩こうと自然と一列に。

 

こんなとき先頭は当然ながらガイドです。笑

 

 

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途中でのんびりお茶休憩。

 

 

 

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動物の足跡を追いかけてみたり。

 

 

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人型作ってみたり

 

ワイワイやってるうちに

 

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鏡池に到着!

 

 

 

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絶景ですね!

左が本院岳(ほんのちょっと左に西岳)、右が戸隠山の山頂

 

 

 

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僕らが乗っている場所は鏡池の上

 

冬は凍結するため池の上を歩くことができるんですね~

冬ならでは!!

 

 

 

戸隠そばもしっかり頂きました。

紅葉シーズンなどでは行列でなかなか入れない「うずら家」さん

 

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しっかり美味しいお蕎麦。

天ぷらも蕎麦湯も美味しいんです。

 

戸隠そばは写真のように5つの束にして盛る「ぼっち盛り」が特徴です。

 

この「ぼっち盛り」に関しては諸説あるのですが、5つの束は戸隠五社に祭られる神様の5を表しているんだとか、いないんだとか。

またぼっち盛りは、綺麗な束にして見た目も気にした盛り方であることから、昔は神様へのお供え物や、高貴な人へのおもてなし料理だったとか、そうでなかったとか。

 

さらにぼっち盛りは、神様を意味する法師と書いて「法師盛り」と書いたり、書かなかったり。

 

なんにしても、この地域の、戸隠信仰との密接な関わりのなかで戸隠そばは、

「ぼっち盛り」という特徴的な盛り方に落ち着いたんでしょうね!

 

 

 

皆さんも、スノーシューと戸隠そばと戸隠神社を全部まとめて堪能しに行きませんか?

待ってまーす!

 

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静かな雲取山へ

2020/11/15-16

 

もう1ヶ月ほど前ですが、ガイドのご依頼を頂き雲取山へ。

 

いつも忙しさにかまけて、更新せずに月日が流れてしまう、、( ;´౪`)

 

 

 

 

さて、雲取山は今何かと話題の山ですね。

 

 

全集中!!して最後まで読んでね。

 

読み切った時には

 

山の呼吸!!!

が使えるようになっているはず。

 

 

東京都の最高峰ということもあって東京の山というイメージが強くなっていますが、実際は埼玉と山梨の山でもあります。

 

正確には三角点のある山頂は埼玉と東京の県境で、山頂の50mくらい南が山梨と埼玉と東京の県境になっています。

 

 

 

こんな感じ。

緑のピンが雲取山の山頂。

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雲取山は東京近郊の人が登山口まで比較的近くて2000m越えの山なので、結構人気の山なんです。

 

特に紅葉の時期はけっこう賑わうんです!

 

 

でも今回は 紅葉が終わったあとの静かな時期の雲取山。

 

 

 

 

登山口で準備をしていざ出発!

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ここが一番ポピュラーな登山口。

 

 

 

登山口では、

「2日連続で遭難騒ぎがあったから皆さん遭難しないようにね〜」

とオジさんが声かけしてくれてました。

 

 

 

結局、僕らが登った日の夕方に1人、滑落した人がいたので3日連続になってしまいましたが。

 

 

 

 

今回は女性のお客様お1人!

マンツーマンというやつですね。

他のお客さんがいない分、ゆっくり歩けます(^^)

 

山の話や、くだらない話、次の山の話なんかをしながら歩けます。

 

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落ち葉が落ちたあとの静かな山。

 

 

 

前半はこんな感じの道が続きます。

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七ツ石小屋付近から富士山が見え始めます。
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この九十九折を登れば七ツ石小屋

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七ツ石小屋でトイレと休憩タイム

 

今回は七ツ石山には登らず、巻道を通ってブナ坂へ。

 

 

 

センターにあるのが有名なダンシングツリー

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天気はバッチリ!

 

ここからは気持ちのいい稜線歩き!

 

 

富士山もバッチリ!
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マルバダケブキの綿毛

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写真を撮り忘れてしまいましたが、この付近に今は無くなってしまった、奥多摩小屋という小屋とそのテン場があったんです。

 

小屋が営業を辞めてしまったため、テン場も使えなくなりました。

 

 

 

旧奥多摩小屋のテン場(過去の写真)

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(過去の写真)

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富士山や夕日が綺麗に見えるいいテン場だったんですけどね〜

使用出来なくなってしまったのが残念でなりません。

 

 

 

 

旧テン場を過ぎると、雲取山の前衛峰的な小雲取山の急坂へ

 

 

振り返ると七ツ石山。中央奥には三頭山。
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稜線に出てからはずーと富士山が見えています。

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キツイ登りも時折止まって富士山を見て休憩。

 

 

 

山頂の避難小屋が見えたらあとちょっと!

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山頂からの富士山は格別!

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カッコいい写真!!

 

 

 

一緒にパシャリ
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2016年頃に新しくなった標識。

東京都と埼玉県の標識。

 

お客さんと2人で

「ちょっと墓石みたいですよね」と笑

 

 

 

いい景色。百名山なんです。
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山頂から雲取山荘までは20分ほど。

 

 

 

雲取山荘

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コタツが最高な小屋なんですよ〜

 

 

 

 

翌朝の朝日

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横着して部屋から撮影。笑

 

 

 

 

 

2日目は霧藻ヶ峰を通って埼玉県側へ下山です。

 

 

 

途中、広葉樹の森が綺麗でした。

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フカフカの落ち葉を踏み締めながら。

時折、振り返ったり、見上げたり。


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「落ち葉が落ちてくる音がいいね」

 なんて言いながら

 

 

 

三峰神社に無事下山。

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 安曇野在住ですが、出身が東京ということもあり今回は東京都の山をご案内。

これからの季節は、難しい時期に入っていきます。

しっかり準備して安全登山で行きましょう~

 

ガイドのご相談や、登山道具のご相談などもお待ちしてまーす!

 

 

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秋晴れの燕岳

2020/10/29

 

時間が出来たので久しぶりに燕岳へ行ってきました。

 

 

 

 

中房温泉の登山口

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平日ということもあって空いていました。

7時に家を出て、コンビニに寄って登山口に8時。安曇野在住の特権ですね〜

 

 

 

 

カラマツの紅葉

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空の青とカラマツの黄色がいい!

 

 

 

 

合戦小屋
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合戦小屋の前は少し雪がありましたが、

5日ほど前に降った雪はほとんど溶けていました。

 

 

 

 

ナナカマドの実
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合戦沢ノ頭手前

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大天井岳とピョンと頭だけ飛び出した槍ヶ岳

 

 

 

 

合戦沢ノ頭
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山は綺麗にしましょう

 

 

 

小屋が見えます
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ここまで来れば傾斜が緩くなって楽ちんかな?

 

 

 


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少しだけ雪が残っていました。

心配な人は軽アイゼンを携行しましょう。

私は持っていきましたが使用しませんでした。

 

 

 

何度も撮影したくなっちゃう景色
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燕山荘までもうちょっと

 

 

 

燕山荘前の山男

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畦地梅太郎(あぜちうめたろう)作の山男の石像。

後ろに見えるのが燕岳山頂。

 

今は変わってしまいましたが、少し前までは涸沢ヒュッテの手拭いのデザインもこの人の絵でした。

あとはモンベルのTシャツのデザインなんかにも使われてますね!

 

燕山荘の写真は撮り忘れちゃいました。

 

 

 

燕岳

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見事なまでに鮮やかな青。

白い山肌、ハイマツの緑、紅葉。

コントラストが最高に綺麗!

 

 

大パノラマ!
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槍ヶ岳、笠ヶ岳、双六岳、三又蓮華岳

一番右端にはギリギリ黒部五郎岳も!

 

 

大パノラマの続き

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双六岳、三又蓮華岳、黒部五郎岳、鷲羽岳

ワリモ岳、水晶岳、真砂岳、野口五郎岳!

 

 

 

イルカ岩と槍ヶ岳
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見事なまでにイルカ!彫刻のようですね〜

 

 

 

燕山荘と大天井岳
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ホントにいい天気!

 

 

 

パノラマ写真

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燕岳といえばこの白砂。

花崗岩が真砂化(まさか)することでビーチのような白浜状態を作り出しています。

 

 

 

燕岳と北燕岳

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後ろに見える雪を被った山は、立山と剱岳、針木岳と蓮華岳。

他にも裏銀座エリアの烏帽子岳なんかも写ってます。

 

 

 

山頂にて。

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シチュエーションのおかげか、我ながらモデルのよう。笑

槍ヶ岳~奥穂高、前穂高までバッチリ!

 

 

 

 

KEENの新しい靴
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小屋の前でご飯を食べてのんびりしていたら、気付けば13時過ぎ!

 

 

だいぶ日没が早い時期になってきているので、そそくさと下山開始。

 

下山中、何人かとすれ違いましたが、15時頃、第三ベンチ付近?に登山者がいました。

決して歩くのは早く無い。

この人たちは何時に登山を開始したんでしょうか。今は10月末ですよ?

 

きっと燕山荘に着くのは17時過ぎです。

 

燕岳に来るといつもこんな人達とすれ違います。

体力や計画は人それぞれ。

一概に悪いとは言えませんが、もっと余裕を持った登山を心がけましょう。

 


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かなり冷え込む季節になったので、防寒対策は万全に!

 

 

 

 

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