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登山ガイドオフィス サントレイル / 石島竜平の山道ブログ

コロナと登山と私

 

2ヶ月と16日間ブログを放置してしまいました。

 

世間が新型コロナウィルスで観光業は完全にストップ。

それにともないもちろんガイド業もストップ。

 

そんなこんなで色々思うことがあってブログも書く気になれず。

という言い訳のもとに放置していました(´ω`)

 

 

 

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個人的に好きな花〈 ツマトリソウ

 

 

 

4月から6月まではガイドの仕事は軒並みキャンセルでした。

それは世の中のガイドさんはみんな同じですが、特にガイド業一本でやっている人(やっていける人)はダメージが大きいと思います。

 

私はというと、、、

ガイドだけでやっていけるほど、まだま~~だ有名でも人気でもないこともあって、

ガイドじゃない仕事の方でなんとか生きていました。

環境調査系のお仕事は中止にならなかったので本当に助かりました。

 

あとは現在進行形ですが登山ショップでも働いていたり。

店員として働くと、道具の知識が深まったり、お店に来る登山初心者の人が「不安なことや疑問に思うこと」なんかが聞けて、勉強になります。

色んな人の話をきくので、そんなこと思うんだ!っていう発見があったり。

けっこう楽しんで店員やってます。

 

 

 

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金峰山付近からの南アルプス

 

 

さて、6月19日に都道府県を跨ぐ移動の自粛要請?が解除されたことにより、7月から少しずつガイドのお仕事も再開です。

 

 

旅行会社の登山ツアーも今までよりも人数を少なくして、催行するようです。

 

コロナの影響で人数を少なくして催行することになって、やっと登山ツアーが正常な人数になったのはここだけの話、、。笑

 

だって今までの人数が多すぎなんですよ。こんなこと言ったら怒られちゃうかなw

 

 

世間では新しい生活様式がどうこう言われていますが、登山ツアーの今後も良い方向に新しくなってほしいものです。

ついぼやいてしまいました。

 

 

さてさて、コロナに気を付けつつもそろそろ登山を楽しみませんか?

 

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ブナの森

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ショウジョウバカマとスプリングエフェメラル

 

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ショウジョウバカマは早春に咲く花の一種。

 

「春のはかない命」

「スプリングエフェメラル」

と呼ばれる植物の一つです。

 

 

 

ショウジョウバカマ以外にも、フクジュソウカタクリキクザキイチゲアズマイチゲ、セツブンソウなどもその仲間。

 

 

 

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フクジュソウ

 

 

 

スプリングエフェメラルの特徴は、樹木が葉をつけるずっと前の雪解け直後に花を咲かせます。

そうすることで、昆虫たちを独占し、受粉効率をあげているそうな。

 

花は短い期間で終わり、大きな樹木たちが葉を付けるまでの間に光合成をして栄養を蓄え、樹木たちが葉をつける頃には枯れて、球根や地下茎のみになります。

 

次の春先までは地下茎や球根で過ごすため、地上に姿を表すのは、1年の内の2ヶ月〜3ヶ月程度の短い期間だけという不思議な植物たち。

 

 

 

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ショウジョウバカマの群落

 

 

ただスプリングエフェメラルの中でショウジョウバカマだけは特殊です。

葉を枯らさない常緑の多年草のため、1年を通して葉っぱは地上で見ることができます。

 

 

 

ショウジョウバカマという特徴的な名前は見た目に由来しています。

 

ショウジョウとは中国に昔から伝わる架空の生物のことで、猩猩(しょうじょう)と書きます。

オラウータンのような猿のような生物のようです。

ジブリ映画「もののけ姫」の中にも猩猩は登場しますが、その時はゴリラのような生物でした。

 

 

でもなんでこのお花の名前に猩猩とつけられたのでしょうか?

 

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ショウジョウバカマ

 

日本の伝統芸能である「能」に、「猩猩」という演目があります。

その演目の猩猩の装束が真っ赤であったため、その印象から猩猩=赤色に印象付けられました。

そこから赤いものを指すようになったと言われています。

 

ショウジョウバカマはちょうど赤い花の部分が猩猩の頭、根生葉をハカマに見立ててこの名前になったようです。

 

 

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ザゼンソウとミズバショウ

2020/4/6

 

世間は新型コロナウィルスで大騒ぎ。

不要不急の外出自粛が求められていますね。

 

 

松本安曇野あたりでは、まだ感染者が少ないせいなのか、今日もマレットゴルフ場ではおじいちゃんおばあちゃんたちが大勢で楽しんでいました、、。

 

 

 

さてさて、そんななか自分はというと。

妻と一緒に自然観察がてら、近くの湿原をのんびり散策。

 

一番の目的はザゼンソウ

 

 

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僧侶が座禅を組む姿を連想させることからこの名前がついたそうです。

 

 

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中央の丸い部分が花序(肉穂花序 / にくすいかじょ)。

花序の黄色い部分が一つひとつの花です。

 

周りの赤紫色の部分は仏炎苞という大型の苞です。

仏像の後ろにある背景、「光背」に見立てて「仏炎苞」というのだとか。

光背は仏様にさす後光を表現したもの。

 

炎という字が入るのはよくわかりませんが、

不動明王などの光背は、怒りを表現するために「炎」の形をしているので

このあたりから「仏炎苞」と書くのかもしれません。

 

仏炎苞はザゼンソウミズバショウなどのサトイモ科の植物に見られます。

 

この日は、咲き始めのミズバショウも見られました。

 

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ミズバショウ

 

ザゼンソウと同じく、中央が花序で周りの白い部分が仏炎苞。

 

 

 

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こっちの方がちょっと咲いてるかな?

 

 

 

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ミズバショウの群落

 

ついでにショウジョウバカマの群落もみられちゃいました。

 

 

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ショウジョウバカマ

 

葉を袴(はかま)にみたてた名前。

 

 

 

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 距離があって写真は撮れませんでしたが、リュウキンカも少し咲いていました。

 

これから来る花の季節が待ち遠しいですね〜

 

 

 

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