高妻山・飯縄山①
初の添乗業務で高妻山と飯縄山に行ってきました。
今回はツアー登山の添乗員さん!
なので、ツアー中は一番後ろを歩きました。
ガイドとして前を歩くのとは、また違って勉強になりますね。
ガイドさんは戸隠ガイド組合のお2人!
2人とも、とても良い雰囲気のガイドさんでお客さんも楽しそうでした!
1日目は朝、新宿を出発してお昼前に戸隠着。準備をしてそのまま飯縄山へ。下山後は戸隠のステキな宿に宿泊。
2日目は宿を早朝に出て5時に登山口を出発し、高妻山を登って降りて新宿にカムバック!
今回のメインは百名山の高妻山に登ること!
高妻山はそんなに有名ではありませんが、戸隠連峰の最高峰で、景色も良く、ルートも変化に富んでいて、とてもいい山なんです。
ただ営業小屋がないので、日帰り登山が必須なためハードですが。
(途中にある一不動避難小屋は、原則的に利用可能なのは緊急時のみとされています)
1日目の飯縄山は西登山口から登り、南登山道を下山しました。天気が良く、景色もバッチリでした。
西登山道の雰囲気はこんな感じ!
カラマツやミズナラ、ブナなどがいい雰囲気の森歩き。
標高1700m付近を超えるとパッと景色が拓けて、戸隠山、北アルプス、高妻山、長野市方面、浅間山なんかが綺麗に見られます。
写真右が戸隠の西岳付近、写真奥が北アルプスです。右から白馬三山、不帰キレット、五竜岳、鹿島槍ヶ岳
山頂まで行けば、さらに妙高山、黒姫山、斑尾山、苗場方面までバッチリ!
山頂はすぐそこでしたが、
ちょっと体調の悪いお客さんがいたので、私は山頂まで行かずに、南登山道の分岐でお客さんと一緒に待機。
景色を見ながら楽しくおしゃべり待機。笑
下りの南登山道は、飯縄山の修験道の修行の山としての歴史?が色濃く残る道。
第十三虚空菩薩像
今回は降りましたが、南登山道の入口である一ノ鳥居なら順に石仏が13体置かれています。
この日のお宿は戸隠スキー場近くの樅の木山荘さん。
ロビー
食堂
夕食は出来たてを一品ずつ出してくれるので、
暖かくて美味しかったですよ。
一品ずつ出てくるので短気な人には向きませんが。笑
翌日は高妻山に向けて5時に戸隠牧場を出発!
まずは一不動避難小屋を目指して歩きます。
最初の沢沿いは比較的緩やかですが、不動滝に近づくにつれて徐々に急になっていき、不動滝の落口からガツンとさらに急になります。
滑岩(なめいわ)の鎖場
滑りそうな名前の通りです。笑
慎重に登りましょう。
帯岩の鎖トラバース
帯岩と呼ばれる1枚岩の鎖場をトラバースします。
写真ではそんなに急に見えませんが、右下は切れ落ちているため、落ちたら助かりません。
トラバースを終えて、不動滝の脇にある短い急な鎖場を抜ければ、このルート上で唯一の水場が待っています。
氷清水(旧一杯清水)
名前の通りかなり冷たい美味しいお水!
このあたりは風穴がありそこから冷風が出ているようなのですが、この風穴の影響で冷たいようです。
氷清水を出て急な登りを頑張ると、一不動避難小屋に到着。
ここで一息着きます。
高妻山まではの道のりは、まだまだ長いですよ〜。
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日本とニュージーランド①
2018/10月〜2019/6月までの約8ヶ月間、私はニュージーランドで暮らしていました。
ニュージーランドをよく知らない人のために、日本とニュージーランドをちょっとだけ比較してみました。
ニュージーランドの空はとにかく広い
・日本
国土:約37万8000平方km
人口:約1億2615万人
首都:東京
(※2019年9月1日 統計局調べ)
・ニュージーランド
国土:約27万534平方km(北島約12万・南島約15万平方km ・ 日本の約3/4)
人口:約495万人 (日本の約1/25)
首都:ウェリントン(北島)
( ※2019年3月1日 外務省調べ)
ニュージーランドは日本と同じ島国で、大きく分けて北島と南島、その他の小さな島からなっています。
国土面積は日本の約4分の3ですが、人口はなんと日本の約25分の1。
ちなみに東京都の人口が約1,390万人、面積が約2,193平方km
ニュージーランドの国全体の人口が、なんと東京都の人口の1/2以下。
ちょっと東京の人口密度は異常ですが、NZの人口密度がもの凄く低いことがわかりますよね。
さらに495万人ほどしかいない人口の内、3/4は北島に住んでいるそう。
(※NZの国土政策の概要より)
北島より南島の方が大きいのに、、、。笑
私はNZ滞在中のほとんどを南島で暮らしていたのですが、最後の3週間だけ北島を旅しました。
たしかにその時に思ったのは、一つ一つの街が北島はそれなりに大きかったということ!
逆をいうと、南島はクライストチャーチやクイーンズタウン、ダニーデンといった大きな街以外は、人口100人〜300人くらいしかいないんじゃない?
みたいな本当に小さな町が多かった印象です。笑
でもそれだけ、人工物が少なく、雄大な自然が広がっているという証拠ですね。
めーめー
ニュージーランドと言ったら羊!
ラム肉やウール製品が有名ですが、人よりも羊の方が断然多いんです。
人口495万に対して、なんと羊の数は約2700万頭。これでも少しずつ減ってきているそう。
スーパーには当たり前のようにラム肉が並んでいます。
そしてラム肉や牛肉の値段が安いです。鶏肉と豚肉は日本の方が安いかな?
豚肉で衝撃的だったことが一つ。
ニュージーランドでは基本的にブロックで販売されていて、なぜか細切れ肉が売ってないんです。
だからポークカレーが食べたいなーなんてときとは、自分で切って細切れにするしかないとう、、。
こんなちょっとしたことで、国の違いを感じていました。
他にも色々ありますが、長くなっちゃうので次回に続く、、。
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秋山郷と苗場山
少し前のことですが、
長野県の秘境と言われる、秋山郷に行ってきました。
その一番奥にある切明温泉は、200名山にも選ばれている佐武流山や鳥甲山のアプローチの起点にもなるところです。
泊まったのはその切明温泉にある「 雪あかり 」という温泉宿。
女将さんと一緒にパチリ
この宿は温泉がいいのはさることながら、食事が美味いんですよ〜。
岩魚の塩焼き、岩魚の刺身、鶏鍋、山菜料理2品、山菜の天ぷら、茶碗蒸し、お漬物、お吸物、ご飯と。
品数豊富でどれも美味かった!!
山菜の天ぷらは、揚げたてを順々に5品運んできてくれるので、熱々を食べられます。天ぷらは揚げたてが一番!
あと、なんといっても岩魚の刺身が食べられる宿は中々ないんです。
その理由は、野生の岩魚は寄生虫を持っている可能性があるそうで、お店では生で出せないそうなんです。
なので雪あかりでは養殖の岩魚をお刺身として出してるんだそうですよ〜。
これがまた美味い。
ちなみに日本酒好きなかたは、岩魚の骨酒なんかも楽しめますよ〜
翌日は切明温泉から津南町方面に下った小赤沢集落の小赤沢コースから苗場山へ。
3合目の標高1310mまで車で上がれるため、山頂の2145mまではの標高差は約830m。
コースは全体的に木の根と湿った土、岩で滑りやすいいので足元に注意。
ほとんどお花はありませんでしたが、登山道脇をよく見れば
シラヒゲソウ
マイヅルソウの実
他にはウメバチソウやイワショウブ、セリ科のお花なんかが咲いていました。
6合目から先はこんな感じで鎖場があり急になります。
そこからせっせと登り9合目に出た瞬間!
別世界に!
この日は曇天でしたが、それでも絶景ですね〜
写真右奥には鳥甲山が見えてます。
山頂はどんな景色が待っているんだろうと胸が高鳴ります
なぜか山頂の周りだけ、期待を裏切る展望なし!笑
それにしても苗場山、秋山郷の温泉、どちらもオススメです。