日本とニュージーランド①
2018/10月〜2019/6月までの約8ヶ月間、私はニュージーランドで暮らしていました。
ニュージーランドをよく知らない人のために、日本とニュージーランドをちょっとだけ比較してみました。
ニュージーランドの空はとにかく広い
・日本
国土:約37万8000平方km
人口:約1億2615万人
首都:東京
(※2019年9月1日 統計局調べ)
・ニュージーランド
国土:約27万534平方km(北島約12万・南島約15万平方km ・ 日本の約3/4)
人口:約495万人 (日本の約1/25)
首都:ウェリントン(北島)
( ※2019年3月1日 外務省調べ)
ニュージーランドは日本と同じ島国で、大きく分けて北島と南島、その他の小さな島からなっています。
国土面積は日本の約4分の3ですが、人口はなんと日本の約25分の1。
ちなみに東京都の人口が約1,390万人、面積が約2,193平方km
ニュージーランドの国全体の人口が、なんと東京都の人口の1/2以下。
ちょっと東京の人口密度は異常ですが、NZの人口密度がもの凄く低いことがわかりますよね。
さらに495万人ほどしかいない人口の内、3/4は北島に住んでいるそう。
(※NZの国土政策の概要より)
北島より南島の方が大きいのに、、、。笑
私はNZ滞在中のほとんどを南島で暮らしていたのですが、最後の3週間だけ北島を旅しました。
たしかにその時に思ったのは、一つ一つの街が北島はそれなりに大きかったということ!
逆をいうと、南島はクライストチャーチやクイーンズタウン、ダニーデンといった大きな街以外は、人口100人〜300人くらいしかいないんじゃない?
みたいな本当に小さな町が多かった印象です。笑
でもそれだけ、人工物が少なく、雄大な自然が広がっているという証拠ですね。
めーめー
ニュージーランドと言ったら羊!
ラム肉やウール製品が有名ですが、人よりも羊の方が断然多いんです。
人口495万に対して、なんと羊の数は約2700万頭。これでも少しずつ減ってきているそう。
スーパーには当たり前のようにラム肉が並んでいます。
そしてラム肉や牛肉の値段が安いです。鶏肉と豚肉は日本の方が安いかな?
豚肉で衝撃的だったことが一つ。
ニュージーランドでは基本的にブロックで販売されていて、なぜか細切れ肉が売ってないんです。
だからポークカレーが食べたいなーなんてときとは、自分で切って細切れにするしかないとう、、。
こんなちょっとしたことで、国の違いを感じていました。
他にも色々ありますが、長くなっちゃうので次回に続く、、。
sAn trailはこちら
秋山郷と苗場山
少し前のことですが、
長野県の秘境と言われる、秋山郷に行ってきました。
その一番奥にある切明温泉は、200名山にも選ばれている佐武流山や鳥甲山のアプローチの起点にもなるところです。
泊まったのはその切明温泉にある「 雪あかり 」という温泉宿。
女将さんと一緒にパチリ
この宿は温泉がいいのはさることながら、食事が美味いんですよ〜。
岩魚の塩焼き、岩魚の刺身、鶏鍋、山菜料理2品、山菜の天ぷら、茶碗蒸し、お漬物、お吸物、ご飯と。
品数豊富でどれも美味かった!!
山菜の天ぷらは、揚げたてを順々に5品運んできてくれるので、熱々を食べられます。天ぷらは揚げたてが一番!
あと、なんといっても岩魚の刺身が食べられる宿は中々ないんです。
その理由は、野生の岩魚は寄生虫を持っている可能性があるそうで、お店では生で出せないそうなんです。
なので雪あかりでは養殖の岩魚をお刺身として出してるんだそうですよ〜。
これがまた美味い。
ちなみに日本酒好きなかたは、岩魚の骨酒なんかも楽しめますよ〜
翌日は切明温泉から津南町方面に下った小赤沢集落の小赤沢コースから苗場山へ。
3合目の標高1310mまで車で上がれるため、山頂の2145mまではの標高差は約830m。
コースは全体的に木の根と湿った土、岩で滑りやすいいので足元に注意。
ほとんどお花はありませんでしたが、登山道脇をよく見れば
シラヒゲソウ
マイヅルソウの実
他にはウメバチソウやイワショウブ、セリ科のお花なんかが咲いていました。
6合目から先はこんな感じで鎖場があり急になります。
そこからせっせと登り9合目に出た瞬間!
別世界に!
この日は曇天でしたが、それでも絶景ですね〜
写真右奥には鳥甲山が見えてます。
山頂はどんな景色が待っているんだろうと胸が高鳴ります
なぜか山頂の周りだけ、期待を裏切る展望なし!笑
それにしても苗場山、秋山郷の温泉、どちらもオススメです。
2019/9/6-7涸沢ヒュッテ経由で穂高へ②
2019/9/7
穂高の朝焼け。
テント場からのパノラマ写真です。
申し分ない天気!
2日目の行程はちょっとハードです。
涸沢ヒュッテ→ザイテングラード→穂高岳山荘→奥穂高岳→前穂高岳→岳沢小屋→上高地
まずはザイテングラードに取り付くために、涸沢小屋の目の前を通り抜け、穂高岳山荘に向けて歩き始めます。
写真左奥が涸沢岳。写真中央左に写っている尖ったやつが涸沢槍です。
この写真からもう少し登って左にトラバースするとザイテングラードの取り付きがあります。
取り付いた後は落石注意!また自分も落とさないように。
振り向けばいい眺め!
左上のトンガリが常念岳、右上のなだらかなのが蝶ヶ岳。
中央奥に見えているのが浅間山、中央手前にあるのが屏風の頭。
常念岳のすぐ右後ろが四阿山、左後ろあたりが草津白根山といったところでしょうか。
ザイテングラードは一部、鎖や梯子がありますが、慎重に歩けばほとんどの人が問題無いと思います。
所々、岩の隙間からお花も咲いていました。
イワギキョウ
ザイテングラードを登り終えたらどーんと穂高岳山荘。
奥穂高岳への登山道はここから少しの間、鎖と梯子の連続なので、しっかりと三点支持で登ります。
急な斜面に人がいるのが見えると思います。
振り返れば穂高岳山荘と涸沢岳
足下には
イワツメクサ
奥穂高岳山頂からは大パノラマ
見えすぎて困るくらい見えてます。笑
この日はホントに天気が良く、360度全部見えていました。
前穂高岳の分岐の紀美子平に向けて吊り尾根を歩いていきます。
上中央左のあたりにあるのが前穂高岳
写真右後ろには富士山、甲斐駒ケ岳、北岳、間ノ岳〜と南アルプスもバッチリ。
そして上高地もバッチリ
中央の一番奥が御嶽山
その少し手前が乗鞍岳
乗鞍岳の右手前が焼岳
乗鞍岳の左手前が霞沢岳
紀美子平からは西穂・ジャンダルム方面がこんな感じ。
紀美子平から岳沢小屋までの登山道は重太郎新道といいますが、この道がめちゃ急です。
鎖や長い梯子もあります。
この写真で岳沢小屋まで残り 1/3くらいかな?
岳沢小屋まで降りてしまえば、あとはダラダラとゆるい下りを約2時間です。
途中にある風穴は最高の天然クーラー!!
夏はここから動きたくなくなっちゃう。笑
風穴から下は、森の雰囲気がなんかいい感じで個人的に好きです。
素敵な森を抜けた先は岳沢湿原。
ここまで来れば河童橋までもうすぐ。
岳沢湿原から河童橋まで約15分くらい。
あの山から降りてきたと思うと不思議ですね
河童橋に着いたら、オススメなのが靴を脱いで、梓川で足をアイシング!!
かなり冷たいですが、気持ちいいですよ〜!!